2018年9月14日、ポーランド広報文化センターのマリア・ジュラフスカ所長による特別講演会が兵庫県私学会館において開催されました。
ジュラフスカ所長は、「日本とポーランドがに歩んだ100年」と題して、ポーランドが独立を回復してから百年となる本年、日本とポーランドが国交樹立してから百年となる明年をそれぞれ記念して、両国の百年におよぶ歩みと交流の歴史を振り返りました。講演の中では、 ポーランドのシベリア孤児を日本が救った逸話をはじめ、数々の心温まるエピソードも紹介されました。また、そのようなエピソードの中で神戸が重要な役割を果たしてきたとの指摘もありました。
ジュラフスカ所長は、ポーランドのアダム・ミツキエヴィチ大学日本学科を卒業、日本政府奨学生(日研生)として島根大学に留学した経験もおもちです。また、在ポーランド日本国大使館でも勤務。ワルシャワで毎年行われる「日本祭」では、初回から4回にわたり企画運営メンバーとして活躍されました。
このように日本と縁の深いジュラフスカ所長による今回の特別講演会には約80名の聴衆が詰めかけ、熱心に講演に耳を傾けていました。ポーランド独立回復百周年と日本ポーランド国交樹立百周年を記念・祝賀する有意義な講演会となりました。