一般社団法人 日本・ポーランド文化交流協会です。

未来という歴史を刻む〜姫路城とヴァヴェル城の姉妹城提携

　日本・ポーランド文化交流協会の皆さま、こんにちは。姫路市長の清元　秀泰です。姫路城とポーランドのヴァヴェル城は、姉妹城提携に向けて令和５年11月に基本合意書に署名し、令和６年度中に正式に姉妹城提携を行う予定で、現在協議を進めているところでございます。

　姫路市は、兵庫県南西部に位置し、美しい自然環境と歴史的な名所が魅力です。その中でも姫路城は、日本の国宝であり、1993年に木造建築の傑作として日本初の世界遺産にも登録されています。
　一方、ポーランドのヴァヴェル城は、14世紀に建築され、ポーランド王室の居城として使用されていました。その建築様式や美術コレクションは、ポーランドの歴史と文化を象徴するものとして、多くの人々に愛されています。ヴァヴェル城のある「クラクフ歴史地区」は、1978年に世界遺産第一号として登録されています。

　世界遺産である両城は、歴史の舞台としての重要性や美しさを共有しており、両国の人々にとって特別な存在です。
　基本合意書には、持続可能な観光の推進、ＳＤＧｓに精通した人材の育成、文化交流の促進、ビジネス機会の創出など、様々な領域での協力が盛り込まれており、私たちはこの提携を通じて、日本とポーランドの人々が互いの文化に触れ、学び、交流する機会を提供し、両城や地域の価値や魅力をより広く世界に発信していきたいと考えています。

　この姉妹城提携により、両国の文化の相互理解と友好関係が一層深まることを期待しておりますので、日本・ポーランド文化交流協会の皆さまにおかれましては、両国の友好関係のさらなる発展に向け、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりますが、日本・ポーランド文化交流協会のご発展と会員の皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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