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演劇公演『ブルグント公女イヴォナ』

2023年9月30日(土)〜10月15日(日)

アンダースロー(京都市左京区北白川久保田町21地下)

出演
安部聡子 石田大 窪田史恵 小林洋平 秋元隆秀 姉川華

地点

多様なテキストを独自の手法で再構成・コラージュして上演する。俳優の声と身体を通して劇空間を創出。言葉の抑揚やリズムをずらす独特の発語は「地点語」とも言われ、意味から自由になることでかえって言葉そのものを剥き出しにする手法はしばしば音楽的とも評される。代表は演出の三浦基。所属俳優は現在4名おり、すべての作品に出演している。

 2005年、東京から京都へ移転。2013年、本拠地・京都に廃墟状態の元ライブハウスをリノベーションしたアトリエ「アンダースロー」を開場。レパートリーの上演と新作の制作をコンスタントに行う。2006年に『るつぼ』でカイロ国際実験演劇祭ベスト・セノグラフィー賞を受賞。チェーホフ2本立て作品をモスクワ・メイエルホリドセンターで上演、また、2012年にはロンドン・グローブ座からの招聘で初のシェイクスピア作品『コリオレイナス』を上演するなど、海外公演も行う。2017年、イプセン作『ヘッダ・ガブラー』で読売演劇大賞作品賞受賞。

http://chiten.org/next/archives/94

2022年8月に、ポーランドの劇作家ヴトカツィの『水鶏』リーディング公演を行い、それを機にポーランドの作家による戯曲のリサーチを行なった。『ブルグント公女イヴォナ』の完成度とアクチュアリティには目を見張るものがあり、本公演としての上演を希望するようになった。

同年10月、ドストエフスキー原作『ギャンブラー』のポーランド公演を機に出会った音楽家ヴァツワフ・ジンペル氏に本作の音楽を委嘱。尚、公演を行なったラドム市の劇場では毎年ゴンブローヴィチ・フェスティバルが行われており、本作により、2024年のフェスティバルに参加予定。


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